hednarの結晶

本を読んで得た知識や洞察を、思い出しやすい形に「結晶化」しています。

相手を誘導する「魔法の言葉」

相手を誘導する「魔法の言葉」/絶対に残業しない人の時短のワザ(伊庭 正康) 仕事がデキる人は、コミュニケーションの相手を自然に誘導する魔法の言葉を色々と知っている

相手を誘導する「魔法の言葉」/絶対に残業しない人の時短のワザ(伊庭 正康)

世の中には、ちょっとした打ち合わせの際などに、相手に良い印象を与えたり、相手から聞きたかったことを上手く引き出したり、といったことが自然にできる「コミュニケーションの達人」がいます。

そういった人達は、いくつかの「魔法の言葉」を知っているのかもしれません。

早速明日から試してみようと思います。

 

「資本家」という生き方

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「資本家」というのは、企業に対して支配権をとれる規模の資本を入れた上で、その企業の価値を高め、そこから利益を得る方法です。

要は、PE(プライベート・エクイティ)がやっていることを小さくやる、という話ですね。

 

自分は投資家でも経営者でもないですが、資本家という生き方が本当にできるのであれば、それは理想的なのかもな、と感じました。

 

この本には、著者である三戸さんが考える「資本家という生き方」について、なぜそれが素晴らしいのかが記されていますので、気になった方は是非読んでみてください。

 

コンフォート・ゾーン脱出のツール

コンフォート・ゾーン脱出のツール/ツールズ(フィル・スタッツ & バリー・マイケルズ) したくないことをしなくてはいけなくなり、不安や抵抗を感じた時、あるいは苦しいことや難しいことを考えたときに ”ツール” が有効

コンフォート・ゾーン脱出のツール/ツールズ(フィル・スタッツ & バリー・マイケルズ)

才能があるのに、現状に満足してしまっている人に対して「さらなるチャレンジ」を促すときに、「コンフォート・ゾーン」という言葉を使うことがよくあります。

 

とはいえ、他人に対しては気軽に言えるものの、自分自身も結局はコンフォート・ゾーンに閉じこもってしまっているという自覚があります。

 

ですので、この本を読んでいて、

「苦しみを避けることは、年に1度か2度であれば問題ない。しかし大半の人にとっては、深く染みついた習慣になってしまっている」

という記述を見たときはドキッとしました。

 

年に1回か2回しか許されないんですね。私は少なくとも、1日に1回か2回はある気がしています。

 

早速この「ツール」、使ってみようと思います。

 

ツールズ

ツールズ

 

 

「上質さ」の構成要素

「上質さ」の構成要素/トレードオフ 消費者に「上質さ」を感じさせるための要素は、①経験、②オーラ、③個性の3つ

「上質さ」の構成要素/トレードオフ

消費者が価値を見出す、つまり高額なお金を払ってもよいと感じるような「上質さ」とは何でしょうか。

 

それは、経験・オーラ・個性の3要素だということです。

 

とはいえ、その3要素は独立かというとそうではなく、相互に絡んでいるように思います。本物の「オーラ」に触れることが出来たらそれはこの上ない「経験」に感じますし、そういった貴重な経験をしたということが「個性」だと感じる人も多いと思います。

 

いずれにせよ、上質さで攻める場合には、この3要素を意識していきたいものです。

上質 or 手軽のトレードオフ

上質 or 手軽のトレードオフ/トレードオフ 消費者は絶えず「上質さ」と「手軽さ」を天秤にかけ、どちらか一方を選び取っているため、どちらをとるかのスタンスを決めることが不可欠

上質 or 手軽のトレードオフトレードオフ

ビジネスにおいて、戦略的な議論をしていると「中途半端はいけない」「どちらにスタンスを決めるべき」といった意見がよく出ます。

多くの場合、それは「上質さ(=高品質)」と「手軽さ(=利便性、経済性)」のトレードオフであり、二兎を追うことは失敗のもとです。

 

…ということは、他人に対しては言いやすいのですが、自分事となると、ついつい両立させたくなってしまい、浅はかな思考によって「両立させるための良い案を思いついた!」などと考えてしまうもの。大抵の場合、そんなに甘くはありません。

 

確かに、大成功している企業や商品・サービスの多くは、上質さか手軽さかのどちらかに振り切っている気がしますね。

 

OKRの枠組み

OKRの枠組み/OKR(クリスティーナ・ウォドキー) OKRの枠組みは、チームで目標達成に向けて話し合うためのツール。 4マスに大切な要素を書き出し、毎週チームで達成状況を確認していく

OKRの枠組み/OKR(クリスティーナ・ウォドキー)

OKR (Objective and Key Results) は、プロジェクトマネジメントの手法です。

自分自身、これに近いような独自の方法でプロジェクトマネジメントを行うのですが、改めてこの本を読んでみて、OKRがシンプルでよくできている方法だな、と感じました。

とはいえ、本書でも何度か言及されていますが、OKRを導入した企業はたいてい最初は失敗するらしいです。

色々と欲張ってフォーカスできなくなったり、毎週の実践が続かなかったりと、確かに容易に想像できます。

一度、チームで話し合って、導入してみたいと感じました。

 

 

「背腹運動」のポイント

「背腹運動」のポイント/マンガでわかる西式甲田療法 毎日朝晩2回の背腹運動で、背骨の歪みを整え、腹部の血液循環を高め、ホルモンバランスを整える

「背腹運動」のポイント/マンガでわかる西式甲田療法

最近、糖質制限やプチ断食など、食事を減らすことによる健康法が人気ですが、甲田先生という医師(故人)は、ずいぶん昔に、菜食の少食を基本とした「西式甲田療法」という健康法を提唱されていたようです。

 

それをわかりやすく解説していた本を読んだのですが、食事のコントロールとは別の要素として、健康に良い運動がいくつか紹介されていました。

中でも最も大切なのが、この「背腹運動」というものです。

 

この背腹運動は、脊柱を左右に振ることで背骨の歪みを整えて交感神経を刺激し、同時に腹部の運動(腹式呼吸)によって副交感神経を刺激することでバランスを整える、というのがねらいです。

 

さらに、この運動によって交感神経・副交感神経が刺激されると、自己暗示が聞きやすい状態になり、まさに「潜在意識を活用した夢の実現」ができる状態になるということです。

 

要は、瞑想のようなものだと思います。

 

マンガで説明されていて手軽に読める本ですので、興味を持った方は是非手に取ってみてください。