無料のルール
インターネットがもたらしたインパクトを一言で語ることはできませんが、その中の1つは間違いなく、多くの物事が「無料」になったということ。
それはビジネスのやり方を大きく変えないといけなくなったということで、新しいビジネスのやり方が色々と可能になったということ。
もう10年近くも前に出版された本ですが、当時はこの本によって思考が随分整理されました。
敢えて今読み直しても、気付くことは多いと思います。
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旅行中、騙されないために
人気ブロガー「ちきりん」の著書の中でも、単なる思考法や仕事術といった話ではなく、ちきりん自身の旅の経験を題材にした話のため、読んでいるだけで純粋に楽しい1冊です。
その最後に、ちきりんから読者の皆さんにいくつかアドバイスが書いてあります。
確かに旅行中はいろいろと警戒して緊張する人も多いので、「親切な人」とか「縁があると感じた人」に会うと、気が緩んでしまいがちなのかもしれません。
でも、悪意がある人はまさにそこを突いてくる。
だからこそのこの2つのルールなのでしょう。
旅を安心して楽しむためにも、この2つのルール、忘れないようにしたいです。
ときめきを大切にする
最近、海外での人気が話題になることが多い、こんまりメソッド。
もはや知名度的には、「既に読んだ人」か「全く興味がない人」しかいないと思いますが、もし「実は気になっているけど読んだことがない人」がいれば、だまされたと思って一度読んでみてください。
「ときめくかどうか」という視点は、まさに革命的なインサイトだったと思います。個人的には、嫉妬するほどのセンスを感じました。いや、むしろ嫉妬よりも崇拝、だったかもしれません。
何より「ときめき」という日本語のワーディングが絶妙ですよね。
ちなみに、Google先生に「ときめき」を英訳してもらうと...Throbbingというのだとか。
hednarの英語力の問題かもしれませんが、いまだかつて聞いたことない単語です。
ということは、きっと、あまり一般的ではないのかな?と思います。
一方で、日本語における「トキメキ」は、誰しもが瞬時に理解でき、共感できる言葉。日本語っていいな。
やっぱり、毎日トキメキを感じていたいものですね。
(…と、意味不明なことばかり言ってないで、ちゃんと片付けよう...)
良い現実を得るための方法
スピリチュアルなことに興味がない人でも、「思考が現実化する」というフレーズを聞いたことがある人も多いとは思います。
思考がどういう過程で現実化するのか、については、人によって説明の仕方が少しずつ異なるものの、共通しているのは「ポジティブな思考をしましょう」ということ。
そうすれば、まわりまわって、自分のところに良いことが起こる、という話です。
とはいえ、普通の人にとっては、いつもポジティブでいることはなかなか難しいもの。
嫌なことも起こるし、悩ましいことや悲しいことも起こります。
だから、無理に100%ポジティブにはなれなくても、その中で、少しだけでもポジティブな部分を見つけ、感謝し、ワクワクていこう、それが大切なのだと思います。
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無知の知
日本人ならおそらくほとんどの人が知っている話として、天下統一を目指した戦国武将3名の性格を表現した「ホトトギスの句」があります。
信長「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス」
秀吉「鳴かぬなら鳴かせてみようホトトギス」
家康「鳴かぬなら鳴くまでまとうホトトギス」
個人的には、それと似たようなイメージでとらえてしまうこのテーマ。
何でも知ってそうに見える3人が、それぞれ自分のことをどう表現しているか、とても対照的で興味深いです。
実生活でも、自分が色々と知っている「得意分野」に踏み込むときには、周囲の人から「凄いですね」と声を掛けられることも多く、一瞬「自分は何でも知っている、万能ではないか」と錯覚してしまうことがあるかもしれません。
そんな時に、どういう意識を持つか... 結構深いですね。
効率的なブレストの方法
私は仕事柄、良くブレスト(ブレインストーミング)をします。
しかし、イマイチ生産的ではないミーティングになることも少なくありません。
有名な実験結果があるのですが、普通にグループでブレストをしても、個人がそれぞれ一人でアイディア出しをしてからそれを単純に集約する結果を超えられないそうです。
その理由はいくつかありますが、最も大きな要因は「ブロッキング効果」というものです。
それを避けるためには、最初に個人ワークの時間をとり、ファシリテーターを立てて時間内にうまくまとめていく、という方法をとることが大切です。
時には、口頭での議論だけでなく、紙を使って互いに書きあう、といった方法もあるようです。
あるいは、大きめのポストイットを活用し、みんなでそれぞれ書きあったものをホワイトボードや壁に貼っていく、という方法もありますよね。
確かに、生産性の低い多人数でのブレストほど、時間の無駄なことはありませんので、意識したいものです。
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「松田式」不動産投資手法
ここ数年、都心のマンション価格が高騰していますね。
不動産投資に興味がある人も、流石に今はもう手を出せないかな... という感じでしょうか。
一方で、地方や郊外の中古戸建て物件は、高齢化社会の影響もあり、供給過多になっているケースも多いようです。中には、うまくやれば、驚くほどの安値で購入できることもあるという話です。
もちろん、アテもなしにそんな物件を買っても、たんなる不良資産になるだけですが、もし、それを手軽にリフォームして貸すことができれば... という本を見つけました。
手軽に読める本ですので、興味がある人にはオススメです。